あなたっていつも荘

箸にも棒にもかからぬ生きた証と観劇記録を記してます

0104 『偶然と想像』観てきた

王将初めて食べた。ソース焼きそば。味濃すぎるくらいで美味しい。そしてバイト終わりダッシュBunkamuraへ向かう。10分前に着いた。『偶然と想像』観た。

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2021年ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、銀熊賞を受賞している。昨年観ておくべきとされた映画というイメージだ。三つの短編オムニバスなのだけど、物語が予想外の方向に進んでいくたび館内で笑いが起き、楽しかった。

好きな順で感想書く。観た人の経験によって刺さった話も違うんだろうなと思うとエモい…まだ観てない人ぜひ。

3話
同性同士の恋愛でほんとうに共感できる作品って少ないのだけどこれはかなりよかった…

相手は自分と違って彼氏を作って離れていったこと、行かないでほしかったけど結局連絡できず時間が経っていったこと、そういう境遇が夏子さんととても似ていて、20年経っても未練がある姿を見てこれは私の将来なのではと重ねてしまった。

夏子さんとあやさんの問答で
「他の人とは繋がれなかった」
「じゃあ私とだったら繋がれていたの?」
という返しに苦しくなった。そうなんだよな、自分の一方的な思い込みでしかないんだよな…みたいな。

あと「誰といても埋まらなかった。この胸の穴をお互い抱えて、それで繋がるの」みたいなセリフ。うわぁぁ。泣いてしまった。

ずっと好きな元恋人、もう無理なのは分かっているし付き合いたいとは思ってないけど、このもやもやした気持ちを手放せなくてずっと弄んでいる。ここでいう心の穴みたいなものなんだけど、こういう意味づけの仕方もあるんだなと知ることができた。

まぁ、夏子さんの相手が、胸に穴を開けたままとは限らないけれど。すっかり忘れて幸せかもしれないし。でもそういうことが分からない結末だからすっきりしたんだろうな。

2話 
教授のセリフがとても良くて、いや私こそここで録音したいんですけど…ってなった。

教授みたいに、たぶん人生たくさん悩んで経験して、揺るがないものを持って、迷える人に紳士的に向き合って還元していけるような、こういう大人に憧れるんだ…私の担当教授もこんな感じなんだ…

朗読やばすぎたけど教授が笑いに変えたのナイスだった。この映画、全体を通して笑いのテンポ感がいいしお客さんもそれを拾っていたのでうまくいっていた印象がある。

1話
冒頭のタクシーのシーンが好き。

芽衣子の行動、やっちゃいそうだからこそ笑えるし気をつけよう的な見方だったんだけど、友人は「マジで共感できない」と迫真でウケた。恋多き人と観に行ったらまた違う反応かもしれない。

久々に23時くらいに帰ったらクタクタで眠くパックに頼った。会社で働き始めたらどうなるか… 最近早くかえりすぎていたのでもっと遊びたいとも思った。