あなたっていつも荘

箸にも棒にもかからぬ生きた証と観劇記録を記してます

1206 歴史の勉強が単語暗記ゲームになってしまっていた

最近これ読んでいて、

江戸〜明治時代あたりのこと全然知らないヤバ〜となり、手近にあったこれ読み始めた。

東大駒場で行われた『明治史講義』が本に収められている。本文は「歴史の教科書はおもしろかったですか?」という質問から始まる。いや〜

教科書が単調になってしまう理由を、編著者の山口さんはこんな感じで説明していた。

教科書に載っている内容も、元々は「どうしてローマは滅んだのか?」みたいな歴史家による問いだった。しかし研究がすすみ知識が蓄積されていくと、積み重ねてきた問いの答えすべてに答える形で、成果だけを淡々と記す物になっていく。教科書がまさにそれで、好奇心を発揮しようにも取り付く島がなくなってしまったのだ。

そうかもと思いながら私は、覚えた単語の数が評価される試験と、暗記中心の勉強法の応用性のなさについても考えていた。

高校時代を思い返すと、歴史の勉強はただの暗記ゲームに終始していた。山川用語集全ての単語に緑マーカーを引いて頭に叩き込むことに心血を注いでいた(1つだけ弁解すると、志望大の出題内容が教科書じゃ全然足りなかったの!)。数多く覚えた奴が勝つ。きっとこんなことをしていたから、歴史は覚えるもの・暗記するものという癖が身に付いてしまったんだろう。 

いまの私の悩みにも直結しているのではないか。疑問を抱く力が低レベルすぎて。今の社会現象などに「おかしいな」と問う力は1mmくらい…春前のつくしの頭くらいにはなったと思っている。が、過去にあった事実(歴史など)を提示されたときになにも面白い感想・反応できないのが辛いなと幾度も感じている。言われたことをそのまま素直に受け取ってしまう癖がやっぱりあると思う。好奇心を発揮したい。

山口さんは、教科書を楽しむコツは、事実に隠された「問いと答えを読み取ること」だと話す。本著も、東大の学生による疑問と講師陣の答えという構成になっているらしい。自分でも色々考えつつ優秀な人たちにたくさん学ぶぞ〜